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オイリー肌は要注意?乳液とニキビ増加リスクを経験談から考察

元々皮脂分泌が多い肌質の方は、基礎化粧品に含まれる油分にも気をつけましょう。

私の失敗談を元に、オイリー肌と乳液使用の注意点を解説します。

基礎化粧品の中でも、水分と油分を含むものが「乳液」です。

化粧水のほとんどは透明でサラッとしているのに対し、乳液はトロミがあって乳白色なのが一般的。

乳液で補う油分には、単純な保湿だけでなく肌のバリア機能(外的刺激からの保護や、肌の水分を逃がさないようにする働き)をサポートする役目があります。

一方で、元々皮脂量が多くニキビができやすい人は、乳液の使い方を間違えないよう注意しなくてはなりません。

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乳液の使いすぎ?一時的にニキビが激増した失敗談

高校生の頃、祖母に乳液をもらって使用していた時期があります。

価格は1本20,000円くらい、学生が買える値段では到底ありません。

高価な乳液だし、化粧品代も浮いてラッキー!

それくらいに考えていたでしょう。

お肌に合った乳液の使い方も全く知らない頃でした。

当時は皮脂が多いオイリー肌で、すぐにテカったり炎症や膿を伴うニキビができやすかったと記憶しています。

【適当に乳液をつけた結果、ニキビが大量発生!?】

高価だからいいものだろう、という過信もあったかもしれません。

今思えば、“かなり多めに”乳液をつけていました。

特にニキビが気になる部分に、良い成分届け!と言わんばかりに。

程なくして顔じゅうに異変が。

明らかにニキビの量が増え始め、ひどい部分には連なるように発生したのです。

それも膿を伴う黄ニキビが中心だったと思います。

想像にたやすく、本当に最悪な時期でした。

なぜニキビが増えたのか? 乳液との関係を独自に推察

ニキビができる根本的な原因は毛穴の詰まりです。

詰まった内部に皮脂が溜まると、それを餌にするアクネ菌が増殖、炎症にまで発展する恐れがあります。

毛穴を詰まらせないことと、肌の油分である皮脂を増やしすぎないことが予防のポイントになるのですね。

今回のケースでは、元々皮脂が多い肌質だったところに、乳液という油分を大量につけてしまった。

さらに、上述のようにニキビがひどい部分に過剰に塗っていたのです。

あくまで個人的な予想ですが、オイリー肌に余計な油分を乗せていた状態になっていたのではないでしょうか。

それがアクネ菌の増殖を招いたため、炎症や膿を伴うニキビが劇的に増えてしまったものと考えられます。

にきびは、皮脂(皮膚のあぶら)の分泌が多いことと毛穴の先が詰まることで、毛穴の中に皮脂がたまることで始まります。
この状態が面皰(めんぽう)です。
面皰の中は、皮脂が豊富で酸素が少なくアクネ菌(Propionibacterium acnes)が増えやすい環境にあります。

にきび Q3 – 皮膚科Q&A(公益社団法人日本皮膚科学会)

日本皮膚科学会のHPでの一文です。

にきびの原因の1つとして、皮脂の分泌が多くそれが毛穴内部で溜まることが説明されています。

私の失敗談に当てはめてみると、乳液の誤った使用方法により肌の油脂分が過剰に。

毛穴への溜まり過ぎやアクネ菌の増殖に繋がったとの予想ができるでしょう。

【思春期であったことも悪化の一因か】

脂性肌であるのと同時に、思春期という皮脂分泌がもっとも盛んな時期だったのも悪化の引き金になったと想像できます。

成長過程におけるホルモンバランスの変動で、男性ホルモンの皮脂分泌作用が活発になるこの時期。

元々の体質に加えて特に分泌が過剰になるタイミングに、火に油を注ぐようなことをしてしまたったのでしょう。

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オイリー肌と油分系コスメの注意点

乳液はニキビに害である、とすぐさま言い切れるものではありません。

しかし、私が失敗したケースのように、使い方を誤ってしまえばニキビ増殖のリスクを高めてしまうことも十分考えられるはず。

特にオイリー肌の人は、元々の皮脂が多い状態です。

ただでさえアクネ菌が繁殖しやすいのですから、そこにさらなる油分をプラスする必要性は低いと言わざるを得ません。

中でも中高生といった思春期には、個人差はあれど多くの場合で自然と皮脂分泌が多くなります。

どちらかというと皮脂過剰に注意した方が良い時期ですから、必要以上に乳液で油分を大量補給する必要はないでしょう。

基礎化粧品の油分は乳液以外に、クリームや美容液などにも存在します。

通常クリームの方が乳液よりも油分が多く配合されるため、脂性肌の方は十分に注意してください。

【パーツによってもつける量を考えた方が良い?】

顔の中でも、一般的にTゾーンと呼ばれるパーツは皮脂量が多くなりがちです。

繰り返しになりますが、脂性肌の人が皮脂量の多い部分に油分をつけすぎると、余計なアクネ菌の繁殖を招きかねません。

乾燥しやすい部分と皮脂が多い部分で乳液を塗る量を変えるなど、パーツによっても適切なケア方法が違ってくるものと考えられます。

私の場合ですが、やはりTゾーンがテカリやすいので量に気をつけています。

最初に手に取ったジェル状のクリームを頬やアゴ周辺につけ、手に残った少ないクリームをTゾーンにつけるようにして調節。

今のところ、この方法でニキビや他の肌荒れが悪化したということはありません。

【ニキビができやすい人の基礎化粧品選び】

化粧品にニキビを治す効果はありませんが、特定の基礎化粧品であれば選択肢の1つとして推奨されるケースがあります。

それが「ノンコメドジェニック」の化粧品です。

適切な化粧品をえらぶ一つの目安が「ノンコメドジェニック」あるいは「コメドジェニック試験済」という記載です。
この記載のあるものは、毛穴が詰まりにくいことを実験的に調べてあるので安心です。

ニキビQ&A | 日本痤瘡研究会 / Japan Acne Research Society

ニキビの根源である毛穴のつまり。

その発生が起きにくいことを確認して作られた化粧品なので、ニキビで悩んでいる人は優先的に候補に入れると良いでしょう。

乳液やクリームなどの油分はもちろん、メイクアップ類も同様です。

大事なのはその時の肌に合った化粧品と使い方

私が考える適切なスキンケアは、その時のあなたの肌に合った方法を選択するということです。

思春期に油分を大量につけるケアはニキビリスクを高める危険性がありますが、反対に乾燥が原因の大人ニキビの場合だったなら?

また違ったアプローチが必要になってくるはずですね。

高価な化粧品を使えば良いものではない。

この考えも、乳液の一件で身を以て実感しました。

今回ご紹介した失敗談はあくまでもケースの1つで、万人に当てはまるものではありません。

思春期かつ脂性肌でニキビに悩んでいる方の参考になれば幸いです。

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プライバシーポリシー

 - ニキビ体験談

執筆者:rihira

一般社団法人 日本スキンケア協会
認定:スキンケアアドバイザー

執筆者のプロフィール 

注:2016年3月以前の記事はスキンケアアドバイザー資格取得前に書かれたものです。

イラスト:harunaluna

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