美容って何だろう

      2018/01/31


皮膚科でニキビの相談!私が体験した治療法や効果

ニキビに悩む方にまず検討してもらいたいのが「皮膚科」での診察です。

なぜニキビで皮膚科なのか、受診した場合の治療法なども知っておきましょう。

初めてニキビができた時にやることといえば、自力でできる範囲のケアではないでしょうか。

人目に触れたくない、できるだけ早く簡単に治したい。

そんな想いもあって、自分の力で早急にどうにかしたいと考えてしまいますよね。

しかし、重度のニキビであるほどセルフケアだけでは改善が困難かもしれません。

なるべく早めに「皮膚科」の受診を検討しましょう。

スポンサーリンク

そもそもニキビで皮膚科ってあり?

ニキビで皮膚科なんて大袈裟では……。

私がニキビで悩んでいた頃は、まだそんな風潮があったかもしれません。

現在はメディアなどで取り上げられることも増えており、「ニキビができたら皮膚科へ」という認識に変わってきていると思います。

実際にネットで皮膚科や美容クリニックなどを検索してみてください。

ニキビ治療に関するメニューが色々と存在するのがわかります。

【ニキビの病名は“尋常性痤瘡”】

ニキビは「尋常性痤瘡(じんじょうせいざそう)」という皮膚病の1つです。

「面ぽう」や、単に「痤瘡」と呼ばれることもありますね。

通常はすぐさま命に関わったり、発熱どの症状がないため、単なる肌荒れと思われがち。

しかしニキビで悩む人は、肉体的な症状以上に精神的にダメージを受けます。

これは私自身も体感しており、鏡を見ることやスキンケア自体が嫌になってしまうことも。

学業や仕事にまで支障をきたすほど、深刻な問題なのです。

にきびは、皮膚の慢性炎症性疾患に位置付けられています。

(中略)
また、心理的な影響は大きく、学校でのいじめの対象になったり、落ち込んで学校に行けなくなったりすることもあります。

にきび痕を未然に防ぎ、にきびによる心理的な影響を減らすために、できるだけ早期に治療を開始し、さらに良くなった状態を維持する治療の継続を心がけてください。
にきび Q1 – 皮膚科Q&A(公益社団法人日本皮膚科学会)

このように、ニキビによって私生活が狂わされる現実もゼロではありません。

本当に悩んでいる方は、少しでも早く医療機関で相談しましょう。

皮膚科でのニキビ治療とは?体験談を元に例を紹介

ニキビ治療を目的に皮膚科を受診した際は、どのような治療法がとられるのでしょうか。

ここでは私自身が実際に体験した治療を含め、一般的な方法の一部をご紹介します。

【塗り薬】

まずは皮膚に直接塗布する塗り薬系の治療です。

幅広い病院で行われる、スタンダードな治療法ではないでしょうか。

私が処方してもらった塗り薬ですが、硫黄カンフルローション、ディファリンゲル(有効成分:アダパレン)、ダラシンTゲル(有効成分:クリンダマイシン)といったものだったと記憶しています。

日本皮膚科学会の尋常性痤瘡ガイドライン2017には、3種類の薬の成分(硫黄、アダパレン0.1%、クリンダマイシン1%)の外用について、以下の通りまとめられています。

炎症性皮疹にクリンダマイシン 1%/過酸化ベンゾイル 3% 配合ゲルは有効か? 推奨度 A
炎症性皮疹にアダパレン 0.1%ゲルは有効か? 推奨度 A
面皰にアダパレン 0.1%ゲルは有効か? 推奨度 A
痤瘡にイオウ製剤外用は有効か? 推奨度 C1

(A…強く推奨する C1…選択肢の一つとして推奨する)

「尋常性痤瘡治療ガイドライン2017」(日本皮膚科学会ガイドライン 林・赤松・岩月・大森  上中・黒川・幸野・小林・谷岡・古川・古村・山㟢・山㟢・ 山本・宮地・川島 2017:1264.1266)

https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/acne_guideline2017.pdf

医学的にも推奨される成分がメインになった塗り薬だったのがわかりますね。

個人的には硫黄カンフルローションは黄色い粉が付着するので、見た目が悪く外出時には使えないという難点がありました。

これらの薬を塗ったからといって痛みがある、炎症ニキビにしみるなどの記憶はありません。

ちなみにですが、クリンダマイシンの項に過酸化ベンゾイルという成分の表記があります。

これは日本で2012年になって承認された成分で、クリンダマイシンと一緒に配合される薬があるようです。

参考資料「尋常性ざ瘡治療配合薬 デュアック配合ゲル」(株式会社ポーラファルマ2016) http://database.japic.or.jp/pdf/newPINS/00065434.pdf

私が皮膚科に通っていた頃(2012年以前)には未承認の成分でしたので、当時はクリンダマイシンのみのダラシンTゲルが処方されていました。

【飲み薬やビタミン剤】

正確な名称は覚えていませんが、抗生物質とビタミン剤(B群)の処方を受けていました。

一般的な錠剤のもので、特に副作用等を感じた記憶はないですね。

抗生物質は服用期間があるので、医師の指示に従って飲むことが重要です。

スポンサーリンク

【ケミカルピーリング】

大人ニキビの治療の際に、皮膚科でケミカルピーリングを受けたことがあります。

ケミカルピーリングとは、皮膚に化学薬品を塗り、皮膚を剥がすことによって起こりうる現象や効果を利用して行う治療のことです。

ケミカルピーリング Q1 – 皮膚科Q&A(公益社団法人日本皮膚科学会)古川・山本監修

“皮膚を剥がすことで起こりうる現象や効果”はいくつか考えられます。

代表的なものは、毛穴を詰まらせている角質の除去、表皮のターンオーバー促進といった働きです。

ニキビの原因は毛穴が塞がり詰まることですから、ピーリングで毛穴の出口が開放されれば内部の皮脂も排出されやすくなるはず。

ターンオーバーは表皮の生まれ変わりのことで、スムーズであれば新たな肌への再生も促されます。

これにより詰まりを起こす角質の予防、にきび跡の軽減などが期待されるでしょう。

実際のケミカルピーリングですが、薬剤を塗布するとその刺激でピリピリとした痛みがあります。

熱を伴っているようにも感じましたね。

痛みの感じ方は個人差があるので一概には言えませんが、私には十分耐えられるレベルでした。

個人的に特に効果を感じた治療は?

あくまでも個人的な意見というのを前提として、皮膚科で行った治療でもっとも効果を感じたものは飲み薬やビタミン剤でした。

特に飲み始めた頃は、体感できるくらいニキビができにくくなったような記憶があります。

ただ、飲んでいくうちにあまり効果を感じられなくなった、という思いも。

体が慣れてしまったのでしょうか、原因は不明ですが、体感としては効果が薄まっていった印象です。

気になる費用について。自費での治療や価格は?

病院でのニキビ治療ですが、飲み薬や塗り薬といった基本的なものは保険が適用されます。

厚生労働省による「薬価基準収載品目リスト及び後発医薬品に関する情報について」というものがありますが、これは保険診療に用いられる医療用医薬品として官報に告示された薬のリストです。

この中にはアダパレンやクリンダマイシン、過酸化ベンゾイルを含む薬の記載がありますので、保険適応での処方が可能ということになります(品名…ディフェリンゲル0.1%、ベピオゲル2.5%、デュアック配合ゲル など)。

「薬価基準収載品目リスト及び後発医薬品に関する情報について」(厚生労働省2017)http://www.mhlw.go.jp/topics/2017/12/dl/tp20171208-01_3.pdf

実際の金額で言えば、診察代も含めて1,000〜2,000円くらいだったかと思います。

特にビタミン剤は、量の割に安いと感じた記憶がありますね。

【保険適用外の治療もあり】

先に挙げたケミカルピーリングなど、自費での治療も存在するので注意が必要です。

ちなみに、私が以前皮膚科で受けたピーリングは1回数千円くらいだった記憶。

思ったより高額ではなかったと記憶しているので、10,000円は超えていなかったはずです。

自費診療のメニューはクリニックにより料金に差があるので、事前の確認が必須。

必ず医師と相談して、予算の目処がついてから治療を行ってもらいましょう。

スポンサーリンク

プライバシーポリシー

 - ニキビ体験談

執筆者:rihira

一般社団法人 日本スキンケア協会
認定:スキンケアアドバイザー

執筆者のプロフィール 

注:2016年3月以前の記事はスキンケアアドバイザー資格取得前に書かれたものです。

イラスト:harunaluna

この記事のタイトルとURLをコピーする

  あわせて読みたい

私が実践したニキビケア7選!より効果的にするためのポイントも考察

これまで数々のニキビケアを試してきた筆者が、その方法や体感した効果を7種類に分けて紹介します。 あなたがやってみようと思うケアがあれば、参考にしてみてください。 ニキビに悩みはじめた中学時代から、原因

私の経験を元にニキビと食事の関係性を考える

ニキビに悩む人にとって、難しいテーマの1つが「ニキビと食事の関係」です。 ニキビ発生と食事について、私の経験や個人的な意見も含めて考えていきましょう。 チョコレートはニキビに悪影響、ジャンクフードを食

オイリー肌は要注意?乳液とニキビ増加リスクを経験談から考察

元々皮脂分泌が多い肌質の方は、基礎化粧品に含まれる油分にも気をつけましょう。 私の失敗談を元に、オイリー肌と乳液使用の注意点を解説します。 基礎化粧品の中でも、水分と油分を含むものが「乳液」です。 化