美容って何だろう

      2016/12/09


年齢別スキンケア?10代はニキビ対策を中心に?

 私が本格的なメイクを覚えたのは高校生になる頃からでした。それまではメイクやスキンケアに対する深い知識もなく、雑誌などで得た情報でなんとなく試してみる程度でした。本格的に化粧をするようになると、自然とスキンケアの方法にも目が行くようになりました。
クレンジング、洗顔、化粧水や美容液など、様々なものに手を出し、自分に合ったものを探したものです。勿論、成分などについては関心がなく、パッケージなどに表だって記載されている宣伝文句やCMなどで耳にする言葉だけが判断基準。「美白」と書いていれば美白になれる、「ニキビに効く」と書いていればこれでニキビが治る、と思って買うだけでした。

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 私と同様に、10代というとスキンケアに関する知識なんてものは誰しもほぼ“0”と言えるでしょう。誰でも最初は知らないのですから、知ろうとすることが大切です。メイクを覚えるとそれがとても楽しくなり、ついついメイク用品ばかりに気を取られてしまいそうですね。
しかし、それだけでは勿論危険です。常にメイクをしたままの状態でなんていられませんから、メイクを綺麗に落とし、その後の肌をケアするという工程まで覚えていかなければなりません。「若いうちは何もしなくても綺麗な肌だから」と口にする人もいますが、はたしてそれは本当なのでしょうか。最近では、むしろ何も付けない方が危険という見方が増えてきている様です。
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 何も付けないことは肌への負担がゼロだと思っていませんか?確かに、余計なものや刺激物をつけないということは肌に優しい行為でしょう。しかし、野晒しにされた肌には容赦なく危険が近づいてきます。その最たるものが「紫外線」。
紫外線の悪影響が年々問題視されている昨今、美容の観点からだけでなく健康の観点からも紫外線をカットした方が良いという声が高まっています。若いうちは外で遊んだり活動したりすることが一番多い時期です。つまり、紫外線を浴びる時間も最も長くなる時期ということ。一度浴びた紫外線をなかったことにするなんてことはできません。
その時は何も影響はなくとも、年をとった時に初めてその影響が表れ始めるのです。肌の張りや弾力の元を破壊してしまう紫外線。若いうちは肌自体に張りや弾力があるので良いですが、年々紫外線に晒され続ければどんどんその力を失います。加えて加齢による肌の衰えが重なり、シミやシワが増え急激な老け顔を招いてしまう恐れもあるでしょう。

 「若いうちは何もしなくて良い」というのは過度なメイクなどの話であり、基礎的なスキンケアとは別であると私は思います。何も高価なものやたくさんのケアをしろというわけではありません。
紫外線対策と保湿を基本とした一番シンプルなケアをしてあげて下さい。学生の頃は部活などで汗をたくさん流す人も多いでしょう。家に帰ったらなるべく早く洗顔をして、一日の汚れを落としてあげます。
 
 10代の肌は張りや潤いは充分に溢れている状態です。そんな肌にもトラブルが起きますが、この時期に一番多いトラブルが「ニキビ」でしょう。いわゆる“思春期ニキビ”と言われ、一昔前は「青春の象徴」とかなんとか言われていたようですが、私はこの言葉を聞くのが本当に嫌でした。
ニキビが青春の象徴なんて、そんな馬鹿な話はない。ニキビはただ単に気持ちの悪い嫌なものでしかない。ニキビで深刻に悩んでいる人にとって、この言葉は本当に馬鹿げていると思ったものです。ニキビの原因についてはいくつかありますが、多いのが過剰な皮脂分泌によるものでしょう。若い頃は特に皮脂が多いので、それらが毛穴に詰まりアクネ菌の繁殖を招くと炎症を起こし、ニキビとなります。
「過剰な皮脂の分泌」はなぜ起こるのか。食生活や生活習慣とも関係していますが、重要な要因には「乾燥」があげられます。皮脂は多いのに水分が不足している状態。この状態が、もっともニキビができやすい状態と言えるかもしれません。また、紫外線の影響を受けても出来やすいものです。
 
 10代の肌は言うまでもなく若々しい張りのある肌ですが、だからといって何もしなくて良いという時代は終わりました。一番は紫外線対策。そして潤いを逃がさないように保湿を心がける。化粧水をつける前に、一日の汚れをリセットするために優しく洗顔してあげましょう。
ニキビが多い人は、ニキビ用のケア用品を使用してみて下さい。皮膚科に行ってビタミン剤などを処方してもらうという手もありますが、体質や個人差が大きいかもしれません。また、身体が慣れてくるのか最初に効果があっても徐々に薄れていく場合もあります。
これは、私自身がそうであったためです。特に10代の頃は病院でもあまり効果的な治療の話はしてもらえないかもしれません。「10代はニキビができるもんだから…」こういう認識がまだまだあるのも事実だからです。CMなどのおかげで昔よりは皮膚科によるニキビ治療が進んできていると思いますが…。思春期の大事な時期だからこそ、肌の悩みを抱えて過ごすことなく毎日を送ってほしいと願います。

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 - ニキビ ,

執筆者:rihira

一般社団法人 日本スキンケア協会
認定:スキンケアアドバイザー

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注:2016年3月以前の記事はスキンケアアドバイザー資格取得前に書かれたものです。

イラスト:harunaluna

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