美容って何だろう

      2017/08/18


思春期ニキビはホルモンバランス、大人ニキビは毛穴詰まりがニキビの原因

 肌トラブルの代表「ニキビ」。ニキビに悩んでいる方には、まずニキビにまつわる基本的な知識を知っておいてほしいと思います。

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 筆者が最もニキビに悩んでいた時期は中学から高校にかけての思春期と、成人してから突如ニキビが増大した約二年間になります。ニキビに悩むようになってからは、それに関する様々な知識を身につけ数々のニキビケアを実践してきました。知識があるとないとでは、やはりニキビケアの内容、結果も異なってくるものです。今まさにニキビの悩みを抱えているあなたにも、基本的な知識を身につけて頂きたいのです。

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ニキビはなぜできるのか

【根本的な理由は毛穴の詰まり】

 対策を行うには、その原因を知っておく必要があります。ニキビを発生させる原因は様々ありますが、直接の理由は“毛穴の詰まり”です。何らかのキッカケで毛穴が詰まることがニキビの始まり。そこから炎症へ発展すると、痛みを伴ったり跡になって残る場合もあります。

【思春期ニキビに多い原因】

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 毛穴を詰まらせて炎症する原因は様々考えられます。まず10代に発生しやすい思春期ニキビの原因を挙げてみましょう。この時期のニキビの原因はずばり“ホルモンバランスの影響による皮脂過剰”。成長ホルモンが多く分泌される思春期はホルモンバランスが不安定になりやすい時期。ホルモンは体へ様々な影響を与えていますが、皮脂の分泌量にも大きく関わっています。

 特に男性であれば男性ホルモンの増加が皮脂過剰を招く恐れがあります。女性であれば生理周期に従ってホルモンの分泌が大きく変化し、そのサイクルに合わせてニキビが悪化したり沈静化することも珍しくありません。体が大きく成長し、変化を伴う思春期にはホルモンの影響で皮脂が多くなりニキビができやすいと考えられます。

【大人ニキビに多い原因】

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 成人後に発生するニキビを一般的に大人ニキビと呼びますね。呼び名は違っても、毛穴が詰まってできるというメカニズムは思春期ニキビと同じです。大人ニキビの理由は“これ”という代表的な原因があるよりも、複数の原因があってそれが複合しているケースも多いようです。

 ストレスや間違ったスキンケア、便秘、偏った食事、不規則な生活習慣・・・いずれも毛穴を詰まらせる恐れがあるもので、これらが関係し合って大人ニキビを発生させている場合があるでしょう。自然と皮脂過剰になりやすい思春期と違い、自分自身がニキビの原因を作っている場合が多いかもしれませんね。

毛穴を詰まらせないためにはどうすれば良いか

 毛穴が詰まることがニキビの第一歩となりますから、ニキビ予防には毛穴を詰まらせないということが最も重要になります。単純に聞こえますが人によっては非常に難しいことでもあるでしょう。毛穴の詰まりが発生する理由は一つではありませんし、スキンケア以上に体質に左右される節があります。出来るだけ毛穴を詰まらせないよう、清潔に保っておくためにはどうすれば良いのでしょうか。

【正しい洗顔を身につける】

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 毛穴の汚れや余計な皮脂を取り除く基本的な方法が洗顔です。この洗顔が正しくできていなければ、ニキビを改善することは不可能とも言えるでしょう。洗顔料は肌との相性で決めるべきだと思いますが、どんな洗顔料を使うにしても共通となるポイントがあります。それは

ゴシゴシ擦らず優しく滑らせるように洗う
熱いお湯は使わずぬるま湯を使う
すすぎをしっかりと行う
顔を拭く際も擦らず、タオルを優しく押し当てるように水分をとる

です。

 普段の洗顔を見直してみて、どうですか?いつもこのポイントを意識して洗顔するようにしてみてください。

 また、洗顔前にメイクを落とす場合ですが、クレンジングも洗顔と同じようなポイントが大切になります。

ゴシゴシ擦らず、円を描くように馴染ませてメイクを浮かせる
熱いお湯は使わずぬるま湯を使う
アイメイクなど特に濃いメイクは全体に伸ばさず、その部分だけでしっかり落とす
すすぎをしっかりと行う

 メイク落としが不十分ですと毛穴に汚れが溜まりやすく、詰まりを発生させてしまいます。クレンジングをしっかりと行ってから洗顔へ移りましょう。

【ターンオーバーを正常にする】

 肌の最も上層部である表皮部分。ここでは一定のサイクルで新しい細胞が生み出され、古い細胞が排出されています。この一連の過程をターンオーバーと呼びますが、ターンオーバーがスムーズにいかないことも毛穴のトラブルに繋がります。

 表皮のうち最も外側にある角質層ですが、ここは古くなった肌細胞が押し上げられて出来た層です。角質層は最前線で外的刺激から皮膚を守る部位。押し上げられた角質細胞は古いものから自然と剥がれ落ちますが、ターンオーバーが乱れてうまく剥がれ落ちないと古い細胞が長い間残ったままになります。

 古い角質は固くなり、毛穴の周辺に蓄積することでそこを塞ぎやすくなります。更に毛穴の内部にも角質が溜まり、皮脂と混ざり合うことで“角栓”というトラブルも招いてしまうのです。ターンオーバーは年齢や個人差にもよりますが、早すぎても遅すぎてもNG。約28日~56日程度とされていますが、加齢によって長くなる傾向にあります。
参考:http://www.skincare-univ.com/article/000006/

【アクネ菌の増殖を防ぐ】

 “ニキビ菌”とも呼ばれる、皮膚の常在菌の一つがアクネ菌です。ニキビが多い人の肌にいるイメージがありますが、どんな肌の人にも存在します。アクネ菌は皮脂を好み酸素を嫌う特徴があるため、その条件を満たす毛穴で繁殖しやすいのです。アクネ菌のうち悪玉に分類されるものが皮脂を脂肪酸へ分解し、これが酸化してしまうと炎症の元になると言われています。

 アクネ菌のすべてが悪ではなく、一定量は皮膚の健康にとって必要な細菌です。しかしニキビ対策からいえば増え過ぎを予防しておくことも重要。そしてなにより、アクネ菌の餌となる皮脂が必要以上に出過ぎないこと、アクネ菌の住処となる塞がった毛穴を作らないことなども重要になります。
参考:http://www.aizawa-hifuka.jp/acnecare/acnecause/bacteria/acnes/

自分の体質と向き合うことも大事

 スキンケアや食事内容以前に重要なのが“体質”です。ニキビ自体は遺伝性の疾患ではありませんが、ニキビができやすいかどうかは体質に左右されると私自身は思います。実際に、ニキビの発生と関わる毛穴の大きさ、皮脂の量に関係する皮脂腺の発達は遺伝、体質に左右されるそうです。

 もちろん体質だけではなく、自分自身が招いたものや環境要因も大きく関わっています。体質だからと投げやりになるのではなく、まずは自分と向き合って改善する努力が大切なのではないでしょうか。

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執筆者:rihira

一般社団法人 日本スキンケア協会
認定:スキンケアアドバイザー

執筆者のプロフィール 

注:2016年3月以前の記事はスキンケアアドバイザー資格取得前に書かれたものです。

イラスト:harunaluna

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