美容って何だろう

   


おりものの量や匂いが気になる…正常か病気かの違いは?

女性を地味に悩ませる「おりもの」。いつもより量が多い、匂いや色に変化がある時は注意が必要です。

女性の健康をサポートするおりもの

状態を把握していつもとの違いに注意

帯下(たいげ)、こしけなどとも呼ばれる「おりもの」。
女性特有の生理現象ですが、実はあまり良い印象を持っていないのでは?下着が汚れやすくなったり、匂いや不快感も…。
定期的に女性を悩ませるおりもの、実はなくてはならない存在なのです。

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意外と知らないおりものの働き

子宮内膜や子宮頸管など、性器内で分泌された様々な成分がおりものとして排出されます。その主な働きや役目がこちらです。

【1. 膣内の健康や清潔維持】

おりものは膣の潤いを守り、体外から細菌などが入ってくるのを防ぐ役目を持ちます。おりもの=不潔というイメージを持つ人も多いでしょうが、実は真逆。おりものの分泌が正常だからこそ、膣や周辺の健康・清潔が保たれるのです。

【2. 受精をサポートする】

子宮口から分泌されるおりものには、精子の働きを助け受精を促す作用があります。妊娠や妊活においても、重要な存在と言えるでしょう。

【3. 状態により体の変化を通知】

ストレスによるホルモンバランスの乱れ、子宮の疾患など様々な要因によりおりものの量や状態が変化する場合があります。何だかいつもと違うと感じたら、それは不調のサインかもしれません。

【4. 生理周期の把握にも役立つ】

おりものは何も不調時だけに変化するのではなく、生理周期によっても微妙に状態が異なります。例えば排卵期には量が増えやすく、月経の数日前には血が少し混ざっていることもあるのです。個人差もありますが、微妙な変化を察知すれば生理周期がどのタイミングなのかを把握できるでしょう。

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おりものの状態がいつもと違う…どんな状態かチェック

同じ女性でも、おりものの正常な状態は個人差が大きいと言われています。量や色、匂いや質などいつもの状態がどのようなものか、自分である程度把握しておくのが大切です。その上で、いつもと違う要素が複数ある場合は体調不良の可能性を考慮しましょう。

【量が多い】

いつもより明らかに量が多い、生理周期から考慮してもタイミング的に不自然な量…異常な量のおりものが続いていれば、匂いや色の変化にも気をつけて下さい。量が多いというだけでは判断が難しいので、気になったら病院に行きましょう。

【匂いがきつい】

正常なおりものの場合でも、酸っぱい臭いを伴います。ただ、明確に強い悪臭がある、魚が腐ったように酷く匂う場合は要注意!この場合、量も多いとなると病気の危険性も考えられます。

【色や質が違う】

健康時のおりものは透明や乳白色、下着に付着して乾くと黄色くなるのが通常です。ただ、上述のように生理前には血液が混じる、ピンクや茶色に見えることも。生理周期に関係なく赤褐色や茶褐色、ピンク色のおりものが続く、カッテージチーズのようにボロボロする、さらに匂いがある場合は、すぐに婦人科を受診しましょう。

少しでも気になったら放置せず婦人科へ

おりものの変化により考えられる病気の一部がこちらです。
・ カンジダ膣炎
・ 細菌性膣症
・ 膣トリコモナス症
・ 子宮頸がん
・ 子宮体がん
・ 淋菌感染症
…etc

病気の場合はおりものの匂いや色、質の変化とともに、外陰部のかゆみや下腹部痛などの症状が出る場合があります。少しでも不安を感じたら、早めに病院で診察を受けてください。

自分でできる対策は?生理用品やメンタルケア

健康体でもおりものの量や状態が変化するのは普通ですが、それでも気になってしまうもの。ストレスを感じないよう、自分でできる対策を身につけておきましょう。

【専用品を使う】

いくら必要な働きといっても、下着が汚れると不快ですね。専用のおりものシートを使用し、小まめに交換すればかぶれや匂いも気になりにくくなるはずです。

【膣を洗い過ぎない】

おりものが気になるからといって、過剰にデリケートゾーンを洗っていませんか?
そのせいで余計にかぶれたり、自浄作用の低下からトラブルが起きやすくなっているかも…。強くこすったりせず、優しく泡で洗う程度にとどめてください。

【ストレスを溜めない】

ホルモンバランスの変化や免疫力の低下によっても、おりものの状態が変化したり女性特有のトラブルが起きやすくなる場合が。
まずは慌てずに、最近の生活習慣を見直しましょう。定期的にストレスを発散することで、正常に戻っていくはずですよ。

正常範囲なら気にする必要なし!デリケートゾーンのケアに気をつけよう

清潔や健康を守ったり、体調不良を見逃さないためにも必要なおりもの。厄介者扱いされやすいですが、実はあなたの健康をサポートしてくれているのですね。
大切なことはいつもの状態を把握しておき、生理周期に合わせた変化や明らかな違いを見逃さないことです。

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プライバシーポリシー

参考サイト

おりものはカラダのサイン|サラサーティ|小林製薬

 - 生理

執筆者:rihira

一般社団法人 日本スキンケア協会
認定:スキンケアアドバイザー

執筆者のプロフィール 

注:2016年3月以前の記事はスキンケアアドバイザー資格取得前に書かれたものです。

イラスト:harunaluna

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