2016/12/08
巻き肩の原因と治し方。ストレッチで改善しスタイルアップ
スマホやPCの使いすぎは巻き肩の要因
大胸筋ストレッチで改善を
慢性的な肩こりに悩んでいませんか?特にスマホが手放せないというあなたは要注意。知らないうちに“巻き肩”になっているかもしれませんよ。
パソコンやスマホの常用が当たり前になっている時代。
ビジネス上仕方のないというあなたも、知らないうちにある姿勢に陥っているかもしれません。
それが“巻き肩”。
最近肩こりが酷いというのなら、尚更気をつけた方がよいですよ。
巻き肩を改善しないと、健康にも美容にもデメリットが大きいんです。
“巻き肩”ってこんな症状
ビジネスパーソンに多いと言われる巻き肩。
肩が内側に巻き込んだ状態になる症状をこう呼びます。
デスクワークでパソコンにかじりついた状態になると、自然と前のめりになって肩が内側に丸くなりますよね。
スマホに見入っている時も同じ。
あなたにも身に覚えがあるはずです。
巻き肩セルフチェック
真っ直ぐに立った状態で、肩の力を抜き両手をだらんと落としてください。
この時、手の甲が外側を向いていれば巻き肩の可能性は低いのですが、やや前を向いているようなら要注意!すでに巻き肩に陥っているかもしれません。
また、鎖骨の下辺りを指で押した際、痛みを感じるようなら周辺の筋肉が硬くなっている証拠。
すなわち巻き肩の可能性大なんです!
こんな人は巻き肩になりやすい!
・ スマホやパソコンを使う時間が多い
・ 横向きで寝ることが多い
・ 猫背である
巻き肩が及ぼすデメリット
【姿勢が悪くなる】
巻き肩自体が悪い姿勢であることはもちろん、それが猫背へ発展したり体の歪みを引き起こすこともあります。
こうした姿勢の悪化は全身への健康・美容にも悪影響。
姿勢の悪さは見た目の観点からも、かなり損をしてしまいます。
【血流悪化と代謝の低下】
姿勢が悪くなると、血流悪化により代謝の低下が起こります。
特に巻き肩は肩周辺の血流と関係しており、背中の贅肉がつきやすくなる恐れも。
また、バストアップに必要な栄養が行き渡りにくくなることも考えられるんです。
特に女性としては非常に厄介な症状なんですよ。
【肩こり、痛みの重症化】
巻き肩の人は慢性的な肩こりや首こりに悩まされている場合がありますが、あなたはどうでしょうか。
それがさらに進行すれば、肩が上がらないほどの痛みに発展するリスクも。
重症化した肩こりは頭痛など他の部分にも悪影響となり、健康的な日常生活にさえ支障をきたします。
【呼吸が浅くなり寿命にも影響?】
深い呼吸を行う際、肩甲骨を使って助骨を大きく開く必要があります。
巻き肩の人は肩周辺の筋肉がかたまり、肩甲骨の可動域も狭くなっているのです。
そのため呼吸が浅くなりがち。
酸素がしっかり取り込めず、細胞が衰えて寿命にまで悪い影響があると考えられるんです。
巻き肩の治し方『大胸筋ストレッチ』
巻き肩を改善するエクササイズを実践しましょう。
巻き肩の人は、大胸筋が萎縮していることが多いんだそう。
この部分をストレッチすることで、改善に繋げられます。
1 部屋の壁のコーナー部分を利用する。
肘を肩の高さに上げて壁に手をつく。2 1の状態で、手を当てた方と反対方向に腰を捻る。
大胸筋へのストレッチ効果を感じながら行いましょう。
また、更に効果を得たい場合は、体重を前に掛けながら行うと良いようです。
巻き肩を改善すると?
【姿勢が良くなりスタイルアップ】
猫背やO脚になるだけで身長が低くなる、というのはよく耳にしますね。
巻き肩も同じくスタイルに悪影響を与えるんです。
改善すれば背筋もシュッとしてスタイルがよくなりますよ。
【バストアップにも効果的】
上述の通り、肩周辺の血流をバストアップと大きく関係しています。
大胸筋をほぐして巻き肩を解消すれば、バストにしっかりと栄養が供給されますよ。
巻き肩を治してスタイルを良くするとともに、バストアップも図れるとあれば実践しない手はないですよね。
【慢性的な肩こりから卒業】
長らく肩や首のこりに悩まされている人も、巻き肩を治すことでその苦しみから解放されるかもしれません。
逆に言えば、いくら肩をマッサージしても巻き肩を解消しない限り根本的な解決にはならないかも・・・。
あなたに巻き肩の疑いがあるなら、すぐに対策することが肩こりや首こりの解決にもつながるでしょう。
参考サイト

注:2016年3月以前の記事はスキンケアアドバイザー資格取得前に書かれたものです。
イラスト:harunaluna
あわせて読みたい
-
-
こんな効果も!?「ストレッチポール」を活用した健康効果の数々
LPNの登録商標である「ストレッチポール」。 基本的な使い方以外にも、体に嬉しい応用方法をチェックしておきましょう。 ストレッチポールの真の魅力は豊富な健康効果 姿勢改善や筋トレに。あなたに合った使い
-
-
身体が硬いと健康に対するデメリットが多い?
体の柔軟性には個人差がありますが、特別気にしていない人も多いでしょう。しかし、身体が硬い人は要注意。柔らかい人よりも倍以上損をしているかもしれません。 体の硬さ、柔らかさには個人差が大きいもの。子
-
-
肩こりや腰痛予防に。「ストレッチポール」で不調を撃退!
職業や生活習慣を問わず、肩こりや腰痛になるリスクはあるでしょう。 ストレッチポールを使い、それらのトラブル改善&予防に繋げてください。 肩や腰の不調にストレッチポールが効く!? 痛みがない時に。肩こり