美容って何だろう

      2016/12/08


ストレスで過食する原因は脳がコレステロールを欲するため?

 ストレスの発散方法は人それぞれかと思いますが、「食事」でストレス解消をはかる人は多いのではないでしょうか。

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たくさん食べることで心を満たすものの、いざ食べてしまった後は太ってしまうという罪悪感で、余計なストレスを感じてしまってはいないでしょうか。

ストレスを感じると、人はなぜ食べることに走ってしまうのでしょう。

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ストレスで過食する人は女性に多い?

 とある調査では、ストレスを感じた際に食事量の変化を感じるという人は男性で30%、女性では50%以上がYESと答えたそうです。

更にその変化の内容について、男性は食事量が少なくなるという人が多かったのに対し、女性は多くなると言う人の割合の方がやや多かったそうです。

さほど大きな差ではないものの、ストレスにより食事量が増える人が女性に多いということは、否定できない結果のようです。

治験事業を行うHUMA Groupが会員向けに行ったアンケートによると、「あなたがおこなっているストレスを感じた時の対処法は何ですか?」という質問に対し、「食べる」と回答した方は男性で30.1%、女性では51.8%だったとのこと。

男性よりも女性の方が食べることをストレス解消にしているようです。

一概には言えませんが、女性の方がストレスによる過食、食べ過ぎが起きやすいと言えるのかもしれません。

参考:アンケート結果を検証 ストレスと健康について|株式会社ヒューマ

ストレスと過食のメカニズム

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 イライラが溜まってついどか食いをしてしまう時、野菜などのヘルシーなものではなく、甘いものや脂っこいもの、ジャンクフードなどでそれを行ってしまうという人が圧倒的に多いのではないでしょうか。

その理由には様々な説があり、脳が栄養としてコレステロールを必要とするため、脳は糖しかエネルギーとして使うことが出来ないためなど。

脳は通常「糖」を栄養源に働きます。

脳から体の各部に指令を送るのにコレステロールが使われるほか、脳の発達にもコレステロールが必要なのだそう。

糖やコレステロールは脳にとって重要な物質であることが伺えますね。

 それを補う食事といえば、やはりコレステロールや糖を多く含む肉類や甘いスイーツ、お菓子などが当てはまりますね。

脳がカロリーの高い食事を欲するため、そういった食事での過食が多いようです。

 
 人間の脳はストレスを感じると、体内で「コルチゾール」と呼ばれるホルモンを分泌します。

ストレスを感じ危険を察知したコルチゾールは、身体を守るために脂肪を蓄積させようと働き始めます。

身体が脂肪を蓄える体制になったことに加え、脳が糖やコレステロールを欲するとなれば、どうなるのかはおのずと理解できますね。

「ストレス太り」という言葉もありますが、ストレスによる過食と、ストレスによって身体が太りやすい状況に陥ってしまうことが要因の様です。

人は脳が進化する事によりストレスに晒されるようになった?

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脳がコレステロールを欲する理由

 先述したように、ストレスに対する防衛本能のように脳がコレステロールを求めると考えられています。

脳は情報伝達の際にコレステロールを消費します。

神経細胞にもコレステロールが必要とされており、心の安定をはかる為に重要と考えられます。

コレステロール値が低いと精神的に不安定になりやすく、暴力的になってしまう場合もあるのだとか。

 
 神経細胞との関連でいうと、「セロトニン」の分泌量に影響を与えます。

セロトニンは必須アミノ酸の一種の神経伝達物質であり、精神状態を正常に保つのに必要な脳内物質でもあります。

これがうまく機能するためには、血中のコレステロール濃度が一定以上のレベルで維持されることが必要といわれているのです。

実際に、うつ病患者の方の血液を調べた際、血中のセロトニン値が低い場合はコレステロール値も低い傾向にあるようです。

ストレスによって精神的に不安定になった身体を正常に戻そうとする、脳の働きが過食を招いている可能性があるようです。

2016-03 追記
 コレステロールの大部分は脳に集中しており、全身へ指令を出すために必要不可欠な物質です。

さらにエストロゲンやプロゲステロンといったホルモンを作る原料となるのもコレステロール。

コレステロールの不足は脳からの指示伝達に支障をきたし、ホルモンバランスの乱れから様々な体調不良の原因になるとも考えられます。

健康維持にはコレステロールも必要な存在

 コレステロールといえば「肥満」や「生活習慣病」など、なにかと悪いイメージばかりがつきまといます。

極力避けて生活している人も多いかもしれませんが、極端に避けてばかりいるのも身体にとってよくないようですね。

過激なダイエットを行う人の中には精神的に大きなダメージを負ってしまう人もいますが、そうした症状はコレステロールの不足からくる精神状態の不安定化も関連しているのかもしれません。

 カロリーを極端に怖がっていては、逆にそれがストレスとなってしまうようです。

もちろんカロリーオーバーばかりもいけませんが、一度や二度食べ過ぎたくらいで気にする必要はないでしょう。

食事をストレス発散方法に取り入れる場合は、その後の自己嫌悪などに繋がらない程度におさめ、また頻繁に行うのは避ける。

できれば、どか食い以外に運動や趣味など他のことでストレス発散を行うのが理想的かもしれません。

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2013-03作成
2016-03再編集

 - ストレス・メンタルケア ,

執筆者:rihira

一般社団法人 日本スキンケア協会
認定:スキンケアアドバイザー

執筆者のプロフィール 

注:2016年3月以前の記事はスキンケアアドバイザー資格取得前に書かれたものです。

イラスト:harunaluna

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