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      2016/12/08


不眠の四大原因(ストレス・食生活・環境・身体心理)

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 夜なかなか寝付けないという経験、誰しもあったのではないでしょうか。体は疲れているはずなのに眠れない場合もあるものです。人は様々な原因によって、快適な睡眠をとれずにいます。現代の生活ではその原因が溢れているので、自分がなぜ眠れないのかさえも分かっていないのではないでしょうか。不眠になる原因は、私たちの身近なところに存在しています。

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ストレスが原因の場合

 不眠の中でもストレスが原因となっているものは多いと考えられます。ストレスを溜め込んだ状態でいざ眠ってみても、熟睡感や目覚めのすっきり感が得られないことが多いようです。これは、ストレスを感じた際に分泌される副腎皮質ホルモン「コルチゾール」の作用によるもの。このホルモンの影響により身体が緊張状態となり、深い睡眠を得ることが難しくなるのです。

 本来、コルチゾールは日中のストレスに対向するため、朝目覚めてからの数十分のあいだに大量に分泌されます。これを「起床時コルチゾール反応」と呼び、自身のストレス状態を表すとも言われているのです。不眠症患者の一日のコルチゾール分泌総量は、不眠がない人と比較すると多いことが明らかになっています。

 このコルチゾールは睡眠時に分解されています。従って、大量のストレスを溜め込んでいればその分泌に時間がかかってしまうことになります。ストレスが溜まっていると眠気に襲われるのに眠り自体は浅いというのは、コルチゾールの影響で脳や身体がきちんと休息できていないためと言えるでしょう。

 睡眠に支障をきたすと、起床時コルチゾール反応の際のコルチゾール量が低いことが研究により明らかになっているようです。つまり、良い眠りができていなければストレスに対する抵抗力が低下し、更に日中溜め込まれるストレスの影響でぐっすり眠れない…という悪循環に陥ってしまうのです。

食生活が原因の場合

 朝食を取らないという人が増えているのではないでしょうか。朝はなるべく長く寝ていたい。朝から食欲なんてわかない。こういった理由で朝食を抜いてはいないでしょうか。朝食は昼間の活動エネルギーとなる大切な食事です。噛むという行為自体も脳を活性化させ、一日を有意義に過ごすために必要なことです。また、朝食を取らないという人は、昼食や夕食でその足りない分を補おうと食べ過ぎる傾向にあるようです。

 これは身体に余計な負担をかけることになり、特に夕食を多く食べるということは快適な睡眠を得るには悪影響になります。モノを食べると胃腸が活発に動くため、目が冴えてしまうので量もそうなのですが、時間帯も気をつけたいもの。就寝の3?4時間前には食べておくのが理想でしょう。

 摂取している成分が問題の場合もあります。「カフェイン」や「アルコール」は睡眠を妨げる成分になりますので、特に夜は控えたほうが良いものです。たばこに含まれる「ニコチン」にもこれらと同様の覚醒作用が含まれているのでおすすめできません。

 逆に睡眠を促すものとしては、牛乳が良いでしょう。よくホットミルクを寝る前に飲むと良いなどと言いますね。牛乳に含まれる「カルシウム」には脳神経の興奮を鎮め、イライラを抑制するといった効果があります。更に牛乳には「トリプトファン」と呼ばれる成分も含まれています。これはアミノ酸の一種であり、メラトニンの生成に必要な成分です。メラトニンは快適な眠りには欠かせない成分なので、この生成に必要なトリプトファンの摂取は有効な快眠方法と言えるでしょう。

身体的・心理的要因が原因の場合

 関節痛や様々な身体の疾患、うつ病など心の病などが原因で不眠になるケースも少なくなりません。こうした場合はその治療に専念するうえで、不眠に関してもかかりつけの医師によく相談しながら対処していきましょう。

環境が原因の場合

 寝室の状態で質の良い眠りがとれないという場合もあります。カーテンや照明の配色、寝具が合っているかなどがその要因の一つ。また、家族と一緒に寝ている場合は少し距離を置き、一人で眠ると解消される場合もあります。あなたの寝室は快眠できる状態でしょうか。今一度部屋を見直し、リラックスできる空間をつくりましょう。

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プライバシーポリシー

 - 睡眠・呼吸 ,

執筆者:rihira

一般社団法人 日本スキンケア協会
認定:スキンケアアドバイザー

執筆者のプロフィール 

注:2016年3月以前の記事はスキンケアアドバイザー資格取得前に書かれたものです。

イラスト:harunaluna

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