美容って何だろう

      2016/12/08


鼻呼吸を身につけ口呼吸を改善しよう

 前回、鼻呼吸の役割とその必要性、口呼吸の危険性を解説しました。

鼻呼吸は万病を予防するだけでなく、脳の働きを活性化させ本来の能力を充分に発揮するため非常に重要な呼吸法となります。

一方で口呼吸は細菌やウイルスをそのまま取り込んで免疫力の低下を招き、あらゆる病気を招きやすくするほか肌荒れや顔の歪み、たるみなど美容にとっても重大な問題となる呼吸法です。

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 呼吸と言えば普段は無意識にしているものですので、自分はどちらなのか気づきについと思います。

一番簡単な見分け方ですが、口を閉じた時に無意識に下先が下の歯についてしまうという方は、口呼吸の可能性が大きいといえます。

これは唇の筋肉の衰えからくるもの。

正常な鼻呼吸の状態であれば、下先が上あごについた状態になります。

鼻呼吸であれば口を閉じる為にその周辺の筋肉使うため、おのずと口の周りの筋肉が鍛えられます。

また、舌の根の筋肉も鍛えられるため舌先が理想の位置につき、充分な呼吸の軌道を確保できます。

口呼吸で舌先が沈下した状態ですと、呼吸の軌道が充分に確保できません。

軌道が閉塞した状態では「いびき」の原因になるほか、窒息が生じる場合もあります。

 その他には、以下のことに当てはまるかどうか普段の生活を思い返してみて下さい。

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1 無意識のうちに口が半開きになる
2 朝起きた時喉が痛む
3 歯並びが悪い、又は出っ歯である
4 口内炎ができやすい
5 クチャクチャと食べる時に音を立てて食べる
6 唇が乾燥し易い
7 どちらか片方の歯で食べる癖がある
8 唇を閉じた時、あごの先に梅干しの様なシワができる
9 いびきをかく
10 口が「へ」の字になっている
11 唇の上下で厚さに大きく差がある
12 受け口である
13 鼻の穴を意識して動かせない

 上記の中で一つでも当てはまる項目があった方は、口呼吸をしている可能性があります。

3つ以上当てはまる方は危険性大といえます。

 本来なら、小さい頃から気をつけてあげる必要があります。

あなたのお子さんは、ふと気がつくと口をポカーンと開けていることはないでしょうか。

特に何かに熱中している時、夢中になっている時によく見られ、大人でもそういった人がいると思います。

子供がそういった状態になっていれば、その都度声掛けして辞めるよう促してあげましょう。

成長していくにつれ、自分でも意識して辞めることができるようになるはずです。

まずは親が粘り強く注意し、それを意識できるようになれば子供自身が注意するようになるでしょう。

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 大人になってもその癖が抜けないままという人はどうすれば良いのか。

やはり意識して口呼吸を辞め、鼻呼吸への転換が必要です。

それには次のことを試してみましょう。

 
 ◆ガムを噛む時に口を閉じて噛む…無糖のガムやキシリトールのガムなどを用いて練習すると良いでしょう。

1日に3回、合計で1時間程度口を閉じたまま噛むようにしましょう。


 
 ◆食事の時の姿勢を正し、口を閉じて噛む…ガムの時と同様です。

物を食べる際には意識して口を閉じて噛みます。

この時背中を丸めたり足を組んだりせず、背筋を伸ばして正しい姿勢で食べましょう。


 
 ◆可能であれば、口に医療用テープを貼って過ごす…家にいる時で可能な場合は、口に軽く医療用のテープを貼って強制的に鼻呼吸しかできないような状態にしてみましょう。

いつでも取ることができるように、軽く貼って試して下さい。

就寝時には、唇の上に縦に1本テープを貼るか、逆「ハ」の字状に2本貼ります。

ただし、風邪をひいていて鼻が詰まっている時などは避けて下さい。


 
 ◆市販の鼻孔拡大装置を使う…鼻筋の上の方に貼るテープや口の中に入れて使用するものなど、自身に合っていると思うものを取り入れてみましょう。

楽天ショップなどでも多く取り扱われています。


 
 これらのことは続けて実行すれば、2週間ほどでその効果がみえてくると言われています。

 
 少し前にニュースで話題になった「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」と呼ばれる病気を覚えていますか?睡眠障害の一つであり、睡眠中に10秒以上呼吸が停止した状態が5回以上繰り返されるとこの病気ということになります。

いびきもその症状の一つで、他には熟睡感がない、昼間の眠気、頭痛などがあげられています。

電車や自動車の運転手がこの病気であり、それが原因で起こった事故などが取り立たされた時期がありました。

実はこの病気の一因が、口呼吸にあるのではないかとも言われているのです。

口呼吸の可能性の高い「いびき」が症状と言われることも理由です。

「たかが“いびき”」。

多くの方がそう思っているかもしれませんが、それは間違いです。

いびきは深刻な睡眠不足から睡眠障害を招くだけでなく、それらが原因となる高血圧、狭心症、脳梗塞など命の危機に関わるような大きな病気を発症するケースもあります。

健康に大きな影響を与えるということは、美容にとっても大きなマイナス要因だという事。

身体が健康でなければ、本当の美には繋がりません。

 
 美しさを損ねるだけでなく、深刻な病気を招くことが問題視されている口呼吸。

現代人の半数が口呼吸とも言われています。

今からでも意識的に鼻呼吸を身につけることを強くお勧めします。

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 - 睡眠・呼吸

執筆者:rihira

一般社団法人 日本スキンケア協会
認定:スキンケアアドバイザー

執筆者のプロフィール 

注:2016年3月以前の記事はスキンケアアドバイザー資格取得前に書かれたものです。

イラスト:harunaluna

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