美容って何だろう

      2016/12/08


「ローフード」って?そのメリットとデメリット

 加工されていない食材やそれら生の食材を摂取する生活を指す言葉「ローフード」。一見健康的に見えますが、メリットとデメリットを把握しておくことが前提です。

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 私たちが日々口にする食事。多くの食品は加工され、添加物などが含まれていることがほとんどです。有機野菜や果物なら別ですが、そうしたものでも加熱調理することで本来持っている成分の破壊に繋がります。「ローフード」とは加工がなされていない生のままの食品、あるいは食材の加工を行わずに生のまま食す生活を指します。ダイエットの一種としても取り入れられるローフード。実践するのであればメリットとデメリットをきちんと理解した上で行わなくてはなりません。

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ローフードのメリット

 食物は加熱することで酵素やビタミン、ミネラルといった栄養素の多くが失われると言われています。これらは美容や健康に大いに貢献する栄養素であり、バランスよく摂取したい成分たち。これらを効率よく摂取するには生のままでその食材を食べることが一番です。そうした観点から言えば、ローフードは食物の栄養素を効率的に摂取できる食事方法と言えるでしょう。

 ハムやベーコン、菓子パン、お菓子・・・。私たちの身近には非常に多くの加工食品が溢れています。加工の過程で本来の姿の時よりも糖分や脂肪分が多くなっており、過剰摂取を続ければ肥満や糖尿病などの生活習慣病の原因にもなります。ローフードはそのような余計なものが含まれていないため、ダイエットにおいても有効な手立てと見られています。栄養素の摂取効率も高まることで代謝の向上、体調不良の改善、肌の調子が良くなる等の報告もあるようです。

ローフードのデメリット

 一つは栄養が極端に偏る危険性があるということです。ローフードの種類にもよりますが、中でも菜食主義と呼ばれる方々は特にビタミンB12の欠乏に気をつけなくてはなりません。他にもカルシウムやタンパク質が不足しやすいという情報を耳にします。生のままの食材が中心のため、加熱することの多い肉や魚が必然的に少なくなるであろうローフード。これらは体の材料となる重要なタンパク源です。カルシウムも小魚や乳製品から摂取できますが、同じくローフードだと摂取しにくい栄養源のようです。

 そもそも生の肉や魚介類は食中毒の危険性があります。加熱すれば問題ないものでも、生であれば慎重に食材を選ばなくてはなりません。これは野菜や果物でも同様。また、加熱調理をしたほうが効果、吸収率が増加する栄養素も存在します。一概に全食材が生の方が栄養を効率よく取れるわけでもないようです。

 更に長期的、厳格的にローフードを続けた女性ほど、無月経症状を引き起こしやすいことがわかっています。別の事例では成長途中の子供をローフードで育てていた結果、他の子供よりも平均的に身長が低く、医師からはタンパク質やカルシウムの不足を指摘されたという話があります。

正しく取り入れたいローフード

 食材を生で食べるということは確かに健康的です。ただしそれも食材によりますし、適度なバランスを考慮する必要があるでしょう。最近では“週末だけ”というような、ごく一定の期間のみローフードを実践するというやり方もあるようです。プチ断食などと同じ要領ですね。週末だけでも効果は十分期待できるようです。

 ローフード実践中に食べても良いものは生で食べられる野菜や果物、低温で処理されたドライフルーツ、スプラウト、ナッツ類が挙げられます。ナッツ類は生でそのまま食べると酵素の働きを阻害する物質を摂取してしまうので、一晩水につけてそれを除外しておく必要があります。納豆や味噌などの発酵食品もOK。これらは一度加熱されているものの、その後も発酵を続ける食品なので可能なようです。

 逆に食べてはいけないものは加工した食品全般、加熱調理したメニュー。肉や魚は通常生であれば食べても良いのですが、週末のみのローフードであれば避けると尚ダイエットには良いようですね。賢く取り入れれば美容と健康に役立てることができる、それがローフードの魅力です。

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プライバシーポリシー

 - 食事法

執筆者:rihira

一般社団法人 日本スキンケア協会
認定:スキンケアアドバイザー

執筆者のプロフィール 

注:2016年3月以前の記事はスキンケアアドバイザー資格取得前に書かれたものです。

イラスト:harunaluna

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