美容って何だろう

      2016/12/08


血液型別に合う食品があるってほんと?

 人間の血液型には「A」、「B」、「O」、「AB」の4つがあることは皆さんもご承知のとおり。「ABO式血液型」を基準に分類した、私達に最も馴染みのある血液型です。これらを用いた性格判断占いは既に多くの場で否定されていますが、雑誌などでは未だにそれを掲載するページがあるくらいですので人気は根強いでしょう。差別的見解でないならば、それぞれ個人の趣向があって良いかとは思いますが、押しつけになるのだけは避けてほしいですね。

 占いはさておくとして、血液型別に合うダイエット方法がある、という情報を目にしましたが、ご存知ですか?発祥は日本、ではなくアメリカで、同国のピーター・J・ダダモ博士著書によるダイエット方法がそう。具体的なダイエット方法というより、それぞれの血液型に合わせた食品選びをすることで、効率的にダイエットをすることができるのではないか、というものです。

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血液型と食品との関係性

 この著書はABO式血液型の考えから成り立つもので、それぞれの血液型はO型、A型、B型、AB型の順に発生したと考えられています。血液型による大まかな体質も存在するそうで、それぞれの体質に合った食品というものがあるとのこと。血液型が異なる=体質が異なるということですが、これは「血液型が違うと、それぞれ消化酵素や脳への伝達システムも異なる」という研究結果出ていることから、科学的根拠に基づくものなのだそう。また、血液型のルーツをたどっていくと、更に興味深いことがわかってきます。

 もともと存在していたO型は狩猟採取を主なライフスタイルとしていた「狩猟民族」。その後、人類は安定して食物を得るために農耕を始めますが、この時に誕生したのがA型と言われ、それが主な「農耕民族」だったそう。そしてそれは集団となって数を増し、新たな地を見つけるために遊牧をするようになったそうですがそれがB型の起源であり「遊牧民」といわれています。更に文明は進み人種は分散。様々な人間が混合して誕生した「最も新しい民族」の血液型がAB型とされています。

 つまり、もともとライフスタイルが異なる民族なため、主に摂取していた食事内容も異なると考えられるのです。住んでいる地域や環境が異なれば当然食事の内容も異なりますね。食事は身体を作る源となりますから、その内容が違えばおのずと体質や体格も異なってくるでしょう。肉食中心の民族と、菜食中心の民族が全く同じ体質、体格ということはあり得ませんよね。現代にもそのルーツが通じているのであれば、この考えにも納得できそうです。

血液型ごとに反応を起こす“レクチン”の違い

 食物を摂取すると、体内では血液と食物の間で化学反応がおこります。特に“レクチン”と呼ばれるタンパク質が血液に大きく働きかけるのですが、血液型によっては危険なレクチン、そうでないレクチンがあるそうです。これはレクチンの持つ「凝集作用」のことで、その食品があっていない場合はレクチンが身体の器官に吸着し、周囲の血液を凝集してしまうのです。

 これは免疫システムの一つでもある、いわゆる抗体が抗原を攻撃するという反応で「凝集反応」と呼ばれます。本当に身体にとって有害なものを退治する際には、凝集反応によって粘着性を強め、有害物質をくっつけ合わせた方が体外へ除去しやすいというメリットがあるのです。しかしこれが食品に対して起こることもあるので注意が必要です。危険な反応を起こるレクチンを避けることで、美容や健康にとっても良い影響を及ぼす。この考えに基づいたのが血液型別の食事の分類方法とされ、それはダイエット効果も期待できるといわれています。
 
 次回は実際に、血液型別に合った食品がどんなものか、血液型のルーツとともにみていきたいと思います。
 

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プライバシーポリシー

 - 食事法

執筆者:rihira

一般社団法人 日本スキンケア協会
認定:スキンケアアドバイザー

執筆者のプロフィール 

注:2016年3月以前の記事はスキンケアアドバイザー資格取得前に書かれたものです。

イラスト:harunaluna

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