2019/03/04
悪酔い・二日酔い防止、やってはいけないお酒の飲み方と対策
今の時期には避けて通れない飲み会。飲み方一つで美容と健康を損ねていることを知っておいた方が良いかも?
お酒を飲み出すと止まらないという方も多いでしょう。
お酒だけでなくおつまみにもついつい手が伸びてしまうはず。
散々自由に飲み食いした後で後悔する・・・なんてパターンはもうやめましょう。
美容と健康に良くない飲み方、お酒の上手な飲み方を知っておけば飲み会シーズンも怖くない!?
やってはいけないお酒の飲み方
【空腹時にいきなり飲む】
乾杯!の合図でジョッキを一気に飲み干すのは醍醐味ですが、これは要注意。
何も食べていない状況でお酒を摂取すると、アルコールの吸収が早まり急激に酔いがまわりやすくなります。
お酒を飲む際には必ず食事と一緒に、が基本。
胃を荒らさず、アルコールの吸収を穏やかにしてくれるので必ず食べ物を用意しておきましょう。
【糖分の高いお酒ばかり飲む】
飲みの席で定番のビールは糖分も高く、血糖値が上がりやすいため肥満の原因となるホルモン“インスリン”が大量に分泌されます。
全年代を通して人気のビールですが、せいぜい最初に一杯までにしておいた方が良いでしょう。
また、女性に人気の高い甘めのお酒も同様です。
カシス系やカルーア系など飲みやすいからと大量に摂取しないよう注意しましょう。
糖分の低いお酒は“蒸留酒”。
焼酎やウイスキー、ウォッカなどが当てはまります。
これらはアルコール度数も高いので少量ずつしか飲めず、飲み過ぎの抑制にもなるでしょう。
必ず薄めて飲むこともポイントでしょう。
【イッキ飲みはしない、させない】
場を盛り上げるためにイッキ飲みをしたり、するように言われることもあるのでは?しかし、アルコールのイッキ飲みは大変危険な行為です。
急性アルコール中毒の原因になるだけでなく、場合によっては命の危険にさらされる場合も。
盛り上げるどころか台無しにもなり兼ねないので、お酒のイッキ飲みはしない、させないを徹底しましょう。
【カロリーの高いおつまみばかり】
お酒ではなくおつまみのカロリーで太る、ということはよく耳にしますね。
お酒で摂取するカロリーは“エンプティカロリー”と呼ばれ消費されやすいと言われています。
また、おつまみに出てくるメニューは美味しいけれどカロリーの高いものも多いですね。
特に外食時には揚げ物や炭水化物などがついつい多くなってはいませんか?美味しいのはわかりますが、ヘルシーなおつまみと一緒にバランスを考慮して注文しましょう。
肝機能を活性化させる高タンパクなおつまみがおすすめです。
枝豆や豆腐、お刺身など脂肪分は低めでも良質なたんぱく質が含まれるものが良いでしょう。
キムチや漬け物などの発酵食品も良いですね。
便秘を改善するなどダイエット効果が期待出来ますから、おつまみには欠かせない食品と言えます。
上手な飲み方でお酒との付き合いをもっと楽しく
【飲む前に胃腸の粘膜を保護】
アルコールの刺激で胃壁を荒らさないように、事前に食べておくとよいものがチーズやヨーグルトなどの脂肪分を含んだもの。
これらは胃腸の粘膜を保護する作用があるため、お酒を飲み始める前に食べておくと良いでしょう。
また、山芋やおくらなどのネバネバした食べ物も同様です。
ネバネバ成分の正体である“ムチン”が胃腸の粘膜を守ってくれますよ。
【少量ずつゆっくりと飲む】
ペースが早すぎたり必要以上に飲み過ぎると、二日酔いの原因になるほか内臓への負担も大きくなります。
できるだけ少量ずつ、ゆっくり時間をかけて飲むよう意識してみましょう。
市販のビールやチューハイは飲みやすく量が多くなりがちなので、アルコール度数の高いお酒を少しずつ飲むなど工夫してみてはいかがでしょうか。
度数の高いお酒は必ず薄めて飲むことも重要です。
ストレートは避け、お湯やお水、炭酸水などで割って飲むようにしましょう。
特にお湯割りは体温を上昇させてカロリー消費量アップも期待出来ます。
寒い時期にもピッタリですから是非試してみてください。
【お茶やお水などを合間に挟む】
お酒を飲み過ぎると水分の排出が多くなり、脱水状態になりやすくなります。
むくみや二日酔いといったトラブルを防ぐために、お酒以外の水分を挟むことが大切です。
ウーロン茶やソフトドリンクなどを適度に摂取すると良いでしょう。
牛乳を飲むとアルコールの吸収をゆっくりにすることができますし、お腹も満足しやすいので飲み過ぎも防げるかもしれませんね。
また、柑橘系のジュースを飲むことで代謝の促進効果も得られるようです。
オレンジジュースなどに含まれている果糖がアルコールの分解を促し、代謝をサポートしてくれるでしょう。
二日酔いを防ぐのにも有効と言えますね。
【飲んだ後の“締め”は厳禁】
ダイエットの観点から言えば絶対にNGなのが飲みの後の締め。
締めと言えばラーメンですが、確実に脂肪のつく要因になります。
アルコールの摂取で胃腸を酷使したあとに、更に油分たっぷりのラーメンを食べることは更に負担をかけることにも。
肥満、胃もたれ、肌荒れなど様々な悪影響が考えられますから、グッと我慢が必要です。
【飲んだ後のケアも忘れずに】
特に飲み過ぎてしまったと感じた日にはしっかりとケアをしてあげましょう。
水分補給やビタミンCの摂取なども二日酔い時の対策として有効です。
特に有名なのがシジミの味噌汁。
シジミには肝臓の働きをサポートする成分が豊富なため、そのエキスがたっぷりの味噌汁を飲んで内臓をいたわってあげてください。
もちろん、最初から飲み過ぎないように注意することが前提ですよ。
参考サイト
お酒の絶対やっちゃダメ! | 知っておこう!上手な飲み方、付き合い方
お酒を飲む前に食べると良いもの※アルコールの刺激で胃腸を荒らさないために※

注:2016年3月以前の記事はスキンケアアドバイザー資格取得前に書かれたものです。
イラスト:harunaluna
あわせて読みたい
-
-
美容に嬉しい飲み会にするには?居酒屋のメニュー選びのコツ
毎年やってくる飲み会シーズン。美意識の高い方のために、美容の観点からみた居酒屋メニューの選び方をご紹介します。 忘年会や新年会、お正月などなにかと飲んだり食べたりする機会が多くなる季節ですね。外食
-
-
口角を上げる“だけ”で得られる美容効果が凄い!
笑顔を作る際には口角が上がりますよね。たったこれだけのことが、多くの美容効果を生んでいることをご存知ですか? 私たちの体内にある神経伝達物質の一つに“セロトニン”と呼ばれる物質があります。これは“
-
-
ゆっくり動作する事で美容と健康に効果あり
なにかと“忙しい”というワードがつきものな現代人。忙しい日々を送っているとあらゆる動作もせっかちになりがちです。ですがそれは身体にとってあまり良くないことかもしれません。 多忙な生活が続いてしまう