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      2016/12/08


便秘のサインをいち早く見つけて早期解消を

 便秘に悩む人は年々増加傾向にあるそうです。たかが便秘と思って放っておかず、早期に解消するよう努力することが必要です。

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 日常的な身体トラブルの一つとしても知られる「便秘」。特に女性に多い症状として有名で、慢性化している人も珍しくありません。“3日以上排便がなければ便秘”という見方が一般的ですが、毎日排便があっても残便感がある状態であれば便秘とみなす場合もあります。環境や体質によって便の回数がどの程度あれば良いかは様々ですが、次のような症状を覚えた場合は便秘を疑った方が良いかもしれません。

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便秘の代表的な症状

 自覚症状としてあげられるのは、腹痛や下腹部痛、食欲不振、めまい、吐き気、腹部の張りや残便感など。肩や背中に放散痛を伴う場合もあります。このような症状が起き、数日感排便がない、あるいはすっきり出ない覚えがある人は便秘の可能性があります。早期解消が望ましいですが、便秘の種類によっても治療法が異なるので注意してください。

特発性便秘(機能便秘、慢性便秘)の場合

 最も多く見られる便秘の種類になります。特発性便秘だけでも三つに大別でき、食事内容や運動不足、加齢などが要因になる「弛緩性便秘」、精神的ストレスが要因の「痙攣性便秘」、不規則な生活などで便意が繰り返し抑制されたり、下剤などの乱用が元となる「直腸便秘」があります。それぞれで挙げた原因を排除するのが基本的な治療となるでしょう。それぞれが混合している場合もあるかもしれないので、解消には時間がかかることが予想されます。

 他にも日常的に気をつけたいのは「食生活」です。過剰に食事を制限することも便秘に繋がるので、過激なダイエットなどもNGとなります。便秘に効くとされる栄養素といえば「食物線維」が挙げられますが、これは一度に大量摂取してもあまり意味がないそう。毎食適量を摂取できるよう心掛けましょう。「水分」も便を柔らかくして排出しやすくするために必要です。ただし、カフェインやアルコールを含むものは消化器の水分を減少させやすいので注意しましょう。

 適度な「脂肪」の摂取も便通を良くする効果があります。日常的に肉類や油分を摂取している場合は意識する必要はないでしょう。むしろ過剰摂取にならないように気をつけてください。「運動」も量の蠕動運動を促すのに適しています。腹筋やストレッチのほか、20?30分歩く程度でも十分。お腹を手でさするだけでも効果があるので試してみてはいかがでしょうか。

続発性便秘(器質性便秘)の場合

 大腸で便の通りが悪くなり、大病などに繋がる危険性があるのが続発性便秘です。ガンや腫瘍などの場合は血便を伴うことが多いので、早期に病院で診察を受けましょう。腸の癒着や痔、甲状腺機能低下症などの場合もあります。症状によっては便通時に痛みを感じる場合もあるでしょう。特発性便秘と違って原因が明確なため、症状に合った適切な治療を受けることが必要になります。

薬剤などを使用する際の注意点

 下剤や浣腸を適切に使用することで便秘を解消することはできます。しかし、下剤を習慣的に服用している場合は薬剤に対する感受性が低下する恐れがあります。「便秘薬依存症」や「腸管粘膜障害」などの、便秘薬を服用しなければ排便できなくなる症状に陥る危険性があるので十分注意しましょう。

 浣腸に用いる器具は市販も行われていますが、基本的には専門医の指導により用いる方が良いでしょう。使い方が悪かった場合は完全に排出できなかったり、直腸を負傷する危険性もあります。刺激が強すぎると悪寒や吐き気なども誘発されることがあります。これら薬剤等の使用は常態化することでより深刻な便秘を招く恐れがあるため、基本的には食生活や生活習慣などでの改善が望ましいでしょう。

 上述した要素のほか、冷えや血行不良も便秘を招くとされています。特に下半身を冷やさないよう注意しましょう。なにより「便秘かも」と感じたら早期に解消のための対策を取るのが先決です。

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プライバシーポリシー

 - 腸内環境

執筆者:rihira

一般社団法人 日本スキンケア協会
認定:スキンケアアドバイザー

執筆者のプロフィール 

注:2016年3月以前の記事はスキンケアアドバイザー資格取得前に書かれたものです。

イラスト:harunaluna

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