美容って何だろう

      2016/12/08


あなたを健康に導く「幸せホルモン」(セロトニン、オキシトシン)

健康維持にはホルモンバランスを良好に保つことも重要ですね。中でも“幸せホルモン”と呼ばれている物質を盛んに分泌させて美と健康を手に入れましょう。

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 私たちの健康を支えている物質の一つに「ホルモン」があります。未だに解明されていない点も多いですが、体の正常を維持するのに必要不可欠であることは明白です。今回取り上げるのは“幸せホルモン”とも称される、心身ともに影響の大きなホルモンです。幸せホルモンの分泌を促すことで、健康はもちろん美容にも非常に嬉しい作用が期待できると言われています。早速どんな幸せホルモンがあるのかを見ていきましょう。

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幸せホルモンとはどんなもの?

【セロトニン】

 幸せホルモンとして最も有名なものといえば「セロトニン」ですね。名前くらいは聞いたことがあるという人もいるでしょう。セロトニンは「ノルアドレナリン」、「ドーパミン」と並ぶ3大脳内物質の一つであり、その役割もとても重要と言われています。トリプトファンと呼ばれる必須アミノ酸を原料とし、脳内のほう線核と呼ばれる部位で分泌されるホルモンです。

 セロトニンには心を落ち着かせ、安心した気分にさせる作用があります。気持ちを前向きにし、ストレスへの耐性も強いセロトニンが正常に分泌されることで、精神の安定が図れるのです。精神面だけでなく、腸の働きや睡眠を促したり、冷え性を解消したりと身体的にも良い影響をもたらしてくれます。

【オキシトシン】

 上述したセロトニンの分泌に関わっているとされるのが「オキシトシン」です。オキシトシンが作用する場所がセロトニン神経の神経細胞とされるため、オキシトシンの分泌がセロトニンの働きを活性化するのです。オキシトシンが十分に作用することで脳の疲労を癒し、心を幸福にさせてくれます。オキシトシンは哺乳類だけが持っていると言われており、特に人と人との関わり合いに密接していることが近年わかっています。

 出産の際の子宮収縮作用があるほか、母乳の分泌を促すのもこのオキシトシンの作用と言われていますが、これは母性愛がキーワードとなるでしょう。母性愛だけでなく異性間の愛情にも関わっているとされており、男女間の愛情という心理状態を作り出すのにおいてオキシトシンが重要な役割を果たしているのだそう。他にも長寿効果があるとも言われています。

幸せホルモンを分泌させるには

 セロトニンやオキシトシンといった幸せホルモンが不足すると、うつ病や不眠症などの精神疾患に陥りやすくなります。それ以外にも基礎代謝低下による肥満の助長、体温調節機能の低下による低体温といった不調に繋がる恐れがあります。病気の予防という意味でも、幸せホルモンの分泌を促す生活を送るようにしましょう。

 セロトニンの分泌には早寝早起きの習慣をつけ、朝日をしっかり浴びることがポイントとなります。食事にもセロトニンを活性化させるものがあり、大豆製品や乳製品、ナッツ類などが挙げられます。また、一定のリズムで行う運動も良いようです。ジョギングやスイミングのほか、呼吸法を行うこともそれに当てはまります。ポーズとともに腹式呼吸を伴うヨガなどが適しているでしょう。

 オキシトシンの分泌とともにセロトニン神経を活発にするには、人との触れ合いや感情がキーになってきます。家族団らんのほか、パートナーやペットなどとスキンシップを図ることが有効です。感情を我慢しすぎずに素直に表現するということも大切なようですね。他人を思いやる心も人間関係を良好にし、それによってオキシトシンの分泌とセロトニンの働きを良くするのに繋がるでしょう。

 最近イライラが続いたり、不安感や不眠などで悩まされている人はこうしたホルモンの分泌量が減少しているのかもしれません。不規則な生活などに心当たりはありませんか?今一度ライフスタイルを見直し、幸せホルモンを増やして自分も周りも幸福になれるよう心がけたいですね。

参考サイト

「脳の疲れ」がスーッととれる!“癒しホルモン”オキシトシンの増やし方

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プライバシーポリシー

 - ホルモン・自律神経 ,

執筆者:rihira

一般社団法人 日本スキンケア協会
認定:スキンケアアドバイザー

執筆者のプロフィール 

注:2016年3月以前の記事はスキンケアアドバイザー資格取得前に書かれたものです。

イラスト:harunaluna

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