美容って何だろう

      2016/12/08


老化を早める食事には「糖分」が深く関わっていた?劣化タンパク質「AGEs(AGE)」

 身体の老化を促進させてしまう要因として、食べ物との因果関係が強いということが明らかになっています。私達の身体を作る上で欠かせない栄養源となる食事ですが、忙しいからとついついインスタントばかりになってしまったり、パン一つで済ませてしまったりと偏った食生活に陥っている人も珍しくありません。今は何ともないかもしれませんが、その身体の中では着々と老化が進行しているのです。

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老化を促進する成分とは

 タンパク質や脂質など食べ物に含まれている栄養成分のうち、アンチエイジングの観点から最も重要視すべきとされるのが「糖分」です。糖分を過剰に摂取すると、その余った糖分はタンパク質と結合することで「プラウニング反応」と呼ばれる糖化現象を起こします。この糖化こそが、老化を促進させてしまう原因になっているようなのです。

 エネルギーとして代謝されなかった糖は糖化を引き起こします。体内のタンパク質と結合することで起こる糖化。タンパク質と言えば筋肉や骨、髪や爪といったあらゆる部位のもととなる重要な栄養素です。そのタンパク質にくっついて糖化が進行すると、肌や骨、血管、髪など様々な部分でトラブルが起きやすくなってしまいます。糖化が繰り返されることで劣化タンパク質「AGEs(AGE)」が生まれますが、これが美容・健康にとって非常に厄介な存在となります。

 AGEsが肌の奥底にある真皮のコラーゲンへ蓄積すると、肌の弾力、張りが失われてしまいます。そうするとたるみやシワとなって表れ、見た目の印象を大きく老けさせてしまう要因になるのです。また、血管に溜まることで動脈硬化、骨に溜まることで骨粗しょう症を引き起こすという風に、全身の健康状態を損ねる危険性が考えられます。

糖化から考える老化を促進させる食べ物とは

 以上のことから、老化を早めてしまう食べ物の一つに「糖分」が高い食事があげられます。単純にお菓子類やジュース類だけでなく、炭水化物もこれにあてはまるでしょう。また、果物は自然の食べ物だから大丈夫と、ついつい食べ過ぎてはいませんか?果物に含まれている「果糖」も立派な糖分です。特に果汁100%ジュースなどは、ジュース状になっていることで手軽に、しかも大量に果糖を摂取できてしまうので注意が必要でしょう。果汁100%と聞くと無条件に健康的なイメージを持ってしまうかもしれませんが、取り過ぎは禁物です。生のフルーツを適量食卓に沿える程度で充分でしょう。

 また、上述した「炭水化物」も取り過ぎに注意したいメニューの一つ。特に炭水化物“だけ”という食事内容は血糖値を急激に上昇させやすいのでお勧めできません。以前紹介した「食べる順番ダイエット」というダイエット方法がありますが、これは先に野菜などの食物繊維を食べておき、次にタンパク質、最後に炭水化物を食べるという方法。この食べ順は血糖値を緩やかに上昇させるのに有効な食べ方なので、ダイエットだけでなくアンチエンジングにも効果があるといえるでしょう。

食べ物の「焼き目・焦げ目」にはAGEが存在する

 食べ物を美味しくさせるテクニックに焼き目をつけたり、少し焦がせたりという方法があります。しかし、この焼き目や焦げ目にはAGEが含まれているとされ、積極的な摂取はお勧めできません。きつね色に焼けた色合いや鼻をくすぐるその臭いは食欲をグンと向上させるものではありますが、アンチエンジングの観点から言えばあまり好ましくないようですね。

 糖分の多い食事は老化を促進させるだけでなく、単純に脂肪が蓄積し易いといったダイエットにも悪影響を及ぼすことでもあります。甘いものやジュース、特にこの季節はアイスクリームなどついつい手が伸びてしまうこともあるでしょう。調整の難しい場合でも、上述の「食べる順番」に気を付けるだけで血糖値の上昇を緩やかにし、AGEの生成を抑えることができるでしょう。

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プライバシーポリシー

 - 抗老化・アンチエイジング

執筆者:rihira

一般社団法人 日本スキンケア協会
認定:スキンケアアドバイザー

執筆者のプロフィール 

注:2016年3月以前の記事はスキンケアアドバイザー資格取得前に書かれたものです。

イラスト:harunaluna

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