美容って何だろう

      2016/12/08


「動物性」と「植物性」、タンパク質はバランスよく摂取することが重要

 全身の材料となる栄養素「タンパク質」。これには動物性と植物性の二種類があることで知られています。あなたはこれらのタンパク質を上手に摂取できていますか?

723b_s

 英語では「Protein(プロテイン)」と呼ばれる、重要な栄養素の「タンパク質」。人体を構成する成分であるほか、酵素や血液成分、遺伝子、免疫抗体、神経伝達物質、エネルギーなど様々な用途に利用される成分でもあります。タンパク質はアミノ酸が結合してできている成分であり、アミノ酸の種類や配列順序などによって性質や働きが異なってきます。私たちの体の中に存在するタンパク質は10万種類にもなると言われていますが、それを創りだすアミノ酸はわずか20種類。このアミノ酸の構成の違いによって、そのタンパク質がいかに良質であるかが決められます。

動物性タンパク質と植物性タンパク質

 タンパク質を構成するアミノ酸のうち、9種類は人体での生成が非常に困難とされています。これを「必須アミノ酸」と呼び、補給には食品からの摂取に頼らなくてはなりません。私たちが食事でとるタンパク質は「動物性」と「植物性」の二つに大別され、前者は肉や魚、卵から得られるタンパク質、後者は大豆やじゃがいもなど植物から得られるものとして知られています。

 通常動物性タンパク質の方が必須アミノ酸をバランスよく含んでいます。必須アミノ酸がバランスよく含まれているのかは“アミノ酸スコア”と呼ばれる数値で表され、100点に近いほど良質とされています。肉類や卵は100点とされており、他にも魚介類や卵、牛乳なども優秀なアミノ酸スコアを誇っています。

 その一方、動物性タンパク質には脂肪分が多いというデメリットもあるため、肉食が増えている現代では肥満が問題視されています。植物性タンパク質は動物性ほど良質なものが多くありませんが、その分脂肪は非常に少ないメリットもあります。中でも特に有名なのが“大豆”。大豆のアミノ酸スコアは動物性のタンパク質に迫るほど数値が高いのです。大豆は“畑の肉”と称され良質なタンパク源とされている一方、肉類と違って非常にヘルシー。バランスよく取り入れることで、ダイエットにも有効活用できる食材なのです。

両方のタンパク質をバランスよく摂ることが大切

 どちらか一方のタンパク質だけを摂れば良いものではありません。現代の食生活から考えれば意識的に肉類を控えるくらいが丁度よいかもしれませんが、肉や魚を全く取らないのももちろんNG。タンパク質の摂取量のうち、動物性タンパク質の摂取比率が30%以下になるとアミノ酸のバランスが崩れやすくなるのだそう。動物性タンパク質の摂取比率は50%ほどを目安とし、残りの半分を植物性タンパク質で補いましょう。
 
 特に肥満が気になる人はダイエット中の人は、“高タンパク低カロリー”な食材のチョイスを心掛けましょう。動物性タンパク質の中であげれば、主に肉の赤み部分。牛肉や豚肉のももやヒレ、鶏肉であればささみや胸肉です。魚介類であれば貝類やいか、タコなども同様。魚は基本的に赤身より白身の方が低カロリーですが、栄養面で考慮すると赤身の方が良い場合もあります。偏ることなくまんべんなく摂取することを意識したいですね。
 
 植物性タンパク質は上述した大豆やそれから作られた製品がオススメです。納豆や豆腐、豆乳などがそうですね。日本人の主食であるごはんもタンパク源ですが、これには必須アミノ酸の一種“リジン”が不足しています。大豆にはそのリジンが豊富なため、二つは非常に相性の良い者同士。“納豆ご飯”などはその最たるものかもしれませんね。
 
 良質なタンパク質としてもう一つ挙げるとすれば、市販されている“プロテイン”があります。アスリートや筋肉をつけたい人だけが飲むイメージがあるかもしれませんが、決してそうではありません。基本的にはバランスの良い食事からの摂取が良いとは思いますが、どうしても多忙な時や偏りが続いてしまう際には上手に活用すると良いかもしれませんね。

スポンサーリンク

プライバシーポリシー

 - 栄養

執筆者:rihira

一般社団法人 日本スキンケア協会
認定:スキンケアアドバイザー

執筆者のプロフィール 

注:2016年3月以前の記事はスキンケアアドバイザー資格取得前に書かれたものです。

イラスト:harunaluna

この記事のタイトルとURLをコピーする

  あわせて読みたい