美容って何だろう

      2016/12/08


蕗の薹やたらの芽など春の山菜にはポリフェノールなど栄養満点

様々な植物が芽吹く季節。

春には桜を始め色とりどりの花が美しく咲き、新たな年度の門出にふさわしい季節とも言えます。

花だけではなく、美味しい「山菜」が手に入れられるのもこれからの季節の醍醐味かもしれません。

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春の山菜の特徴

 多くは独特のほろ苦さがあるのが特徴とされています。

この苦み成分はポリフェノールに由来するものが主で、活性酸素を除去する抗酸化作用が期待できます。

抗酸化物質は全身の健康のためにはもちろんのこと、老化予防の観点からも摂取しておきたいといえるでしょう。

 苦みを含む野菜の食べ方としては、天ぷらや和え物などが美味しく頂けるかと思います。

ものによっては灰汁抜きをすることで煮物にしたり、生でも食べることができます。

天ぷらにすれば苦みが和らぐので苦手な方も食べやすいでしょう。

茹でて和え物にする際には、栄養の流失を防ぐためにサッと茹でる程度で調理しましょう。

ポリフェノールの持つ有効成分?こまめに摂取することが重要です | 美容って何だろう

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春にとれる山菜とその栄養素

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ふきのとう

「春を告げる山菜」として知られるのが「ふきのとう」です。

キク科ふき属の多年草であるふきの花茎の部分をふきのとうと呼んでいます。

特有の苦みにはフキノール酸やケンフェノール、アルカロイドなどのポリフェノールが豊富に含まれています。

フキノール酸は血中のヒスタミンを減少させ、花粉症や咳に対して有効とされています。

ケンフェノール酸には免疫力向上や動脈硬化予防、アルカロイドには疲労回復などの効果があります。

追記
植物アルカロイドを過剰に摂取すると、下痢につながる場合があります。

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たらの芽

ウコギ科の落葉低木であるタラの木の新芽は「たらの芽」と呼ばれ、食用として広く食されている山菜の一つです。

タラの木は成長が早いため、たらの芽を採取するには地中から出た新しい枝の先端近くにできる芽を取るのが容易です。

とげが多く赤みがかかっているものが「赤芽」、とげが少なく赤みもないものが「青芽」と呼ばれています。

「山のバター」という別名があるほど良質なタンパク質と脂質を持っており、ビタミン類も多く含まれています。

抗酸化物質であるエラトサイドは糖の吸収を穏やかにする作用が優秀なほか、胃粘膜や肝臓保護にも有効です。

ピネンやテルペンといった香味成分には精神を穏やかにさせる効果も期待できるでしょう。

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せり

お正月をすぎて7日に食するとされる七草粥には春の七草が入っていますが、その七草の一つがセリ科の多年草である「せり」です。

シロネグサとも呼ばれ、とても小さな白い花をつけます。

七草粥に入れられることもあり早春の野菜で、水田やあぜ道などに自生しているものも多く見受けられます。

冬の終わりや初春の寒さを乗り切るビタミン源であるとともに、カロテン、カルシウム、カリウムなども豊富です。

カロテンはビタミンAに変わり目や皮膚の粘膜保護に。

カルシウムは脂肪の代謝をサポートするほか、むくみ解消にはカリウムが効果的です。

また、鉄分や食物繊維も多く、独特の香りには保温効果や発汗作用なども期待できるそうです。

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行者にんにく

山にこもる修験道の行者が食したことが由来とされる「行者にんにく」。

食べると滋養がつきすぎて修行にならないとも言われたとか。

それほどに優秀な栄養素を持つこの山菜はネギ科の多年草で、高原や深い山などに自生しています。

収穫までに5~7年かかると言われるほど成長が遅い行者にんにく。

それ故に希少価値も高いとされ、市場においても高値で流通しているようでうす。

にんにくに似た香りを持ちますが実際はにんにくよりも香りが強く、何倍ものアリシンが含まれています。

アリシンには強い抗酸化作用とともに、血中の脂質を減少させる作用があります。

加えて強力な殺菌効果と、ビタミンB1の活性を持続させる効果も持っています。

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 スーパーなどでもよく見かけるようになった春の山菜。

今だからこそ美味しい野菜で栄養補給してみてはいかがでしょうか

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プライバシーポリシー

2013-04作成
2016-05再編集

 - 健康食材 ,

執筆者:rihira

一般社団法人 日本スキンケア協会
認定:スキンケアアドバイザー

執筆者のプロフィール 

注:2016年3月以前の記事はスキンケアアドバイザー資格取得前に書かれたものです。

イラスト:harunaluna

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