美容って何だろう

      2017/07/28


脂肪燃焼を促す「胆汁酸」の働きを活性化すれば効率的に痩せられる?

 食事制限を伴うダイエットが苦手な方に朗報。体内にある胆汁酸の働きを活発にすることで食べても太りにくい体質になれると言われています。

 通常食べた物は消化や吸収の過程を経て体の材料やエネルギーとなり、不要な物は排出されます。必要以上に食べて消費されなかったものは脂肪として体内に蓄積され、肥満の原因になる恐れも。無駄なお肉の元となる脂質ですが、この消化や吸収をサポートする物質に“胆汁酸”があります。胆汁酸の働きを活性化することで、脂質の代謝をスムーズにすることができるのです。

スポンサーリンク

脂質の消化・吸収を促進する胆汁酸

20130904172246-39S

 胆のうから小腸に分泌される消化液が胆汁酸です。腸管壁に脂質が吸着するのを防ぐとともに脂質代謝を助ける働きがあります。動物性の生薬として知られる「熊胆」は古くから万能薬として用いられており、単なる消化液以上の働きがあるとして重宝されてきました。

胆汁酸には脂肪燃焼を促すための伝達物質の役目があることも判明

 胆汁酸は脂質の消化や吸収を促すだけでなく、ホルモンと同じ様な働きをすることがわかってきたそうです。血中で脂肪燃焼を促すよう指示を出す働きがあり、脂肪肝の抑制効果や肥満、糖尿病の治療にも効果的とされています。こうした胆汁酸のメカニズムが明らかになったことで、肥満やそれが原因となる疾患、合併症などの治療に関する研究にも大きく貢献したことでしょう。
参考:http://news.livedoor.com/article/detail/6905010/?p=1

胆汁酸が基礎代謝向上に貢献する

 脂質の代謝に関わっている「肝臓」、「筋肉」、「褐色脂肪細胞」。これらの働きをサポートする役目を胆汁酸が担っています。肝臓は脂質を分解することでエネルギー消費を促しますし、筋肉がエネルギーを生み出すには脂質が必要です。褐色脂肪細胞も筋肉と同じく、活動源に脂質を材料としています。

 これらの働きがアップすれば自然と消費されるエネルギーが高まり、生きているだけで必要な基礎代謝の向上に繋がると言えるでしょう。胆汁酸を活用して脂肪燃焼効率を高めることは、食べたものの脂質だけでなく既についてしまった脂肪の除去にも効果的なのだそうです。

胆汁酸の働きを活発にするには

【古い胆汁酸を排出する】

 体内にある胆汁酸の量は個人差があり、人によってほぼ決まっているのだそうです。また、古い胆汁酸では働きが促進されず、新しいものでないと効率的な脂質代謝効果が得られません。決まった量の胆汁酸が存在すれば新しい胆汁酸は生成されないため、先に古い胆汁酸を排出する必要があります。

【古い胆汁酸は便とともに排出される】

 古くなった胆汁酸が便とともに体外へ排出されると新たな胆汁酸が作られます。古い胆汁酸を除去するには排便がスムーズに行われる必要があるのです。便秘がダイエットの敵と言われるのにはこうした理由もあったようですね。便通が良くなければ古い胆汁酸がいつまでも体内に残ってしまい、働きの良い新しい胆汁酸が作られないのです。自ずと基礎代謝の低下を招き、エネルギーの消費効率もダウンしてしまうでしょう。

【食物繊維の摂取で排出効率をアップ】

 便秘に効く成分で有名なのが食物繊維。便かさを増やしてスムーズな排出をサポートしてくれます。食物繊維は古い胆汁酸を吸着することで体外への排出を促す作用が期待できます。ただ単に便秘に効くというわけでなく、新しい胆汁酸を生成するのにも食物繊維が役立つといえるでしょう。

 食物繊維が豊富な食材は野菜や海藻類に多く、そのほかですとこんにゃくや豆類、果物類などもあげられます。中でもこんにゃくやもずくは胆汁酸吸着レジン(高コレステロール血症治療薬)と同じ作用を得られる食品なのだそう。また、いずれの食物繊維豊富な食材も一番先に食べるということがポイントになります。食べる順番ダイエットでも言われることですが、生野菜など繊維が豊富なものを先に食べることで脂質の吸収を抑えることができるのです。

【舞茸は胆汁酸の排出効果が高い】

 舞茸に含まれる“MXフラクション”という成分が古い胆汁酸の排出に有効と言われています。これは他のキノコ類にはない成分で、古い胆汁酸とともに余計な脂肪の排出も促す効果があるのだそう。腸を活性化することで便通を良くする作用も期待でき、効率的に胆汁酸の入れ替えができると言えそうです。

 舞茸のMXフラクションは130度以上で分解されてしまうため、長時間加熱しすぎないよう工夫しましょう。水に溶け出す成分なので水洗いは避け、汁物や炊き込みご飯などエキスも一緒に摂取できる料理でいただきましょう。

【大麦や杜仲茶にも優秀な成分が豊富】

 ごぼうの約2倍、白米の約20倍の食物繊維が含まれるとされる大麦。麦ご飯を食べた実験結果では3ヶ月で1割以上の内臓脂肪減少効果が得られたそうです。体に良いお茶として知られる杜仲茶には古い胆汁酸の排出に効果的なアスペルロシドという成分が含まれています。排出に有効な成分を積極的に取り入れることで、新しい胆汁酸の生成を促すこともできるでしょう。

胆汁酸を働かせるには“食べること”

 食事をすることで血中の胆汁酸濃度が上昇します。これが胆汁酸が作用し始める合図となり、肥満の原因となる脂肪分の燃焼を促進するなど代謝アップに繋がるのです。全く食べないダイエットは代謝の低下が懸念されますが、胆汁酸が活発に働けない環境になりやすいことも理由なのかもしれませんね。

 そして食べるのであれば上述した古い胆汁酸の排出をサポートする食品を積極的に取り入れること。食物繊維が豊富な食材を選ぶと、自然とヘルシーな食べ物が多くなることがわかるはずです。摂取カロリーの観点からも太りにくい食生活に変わると言えそうですね。胆汁酸の機能を意識することで食生活に配慮ができ、尚かつ基礎代謝が向上してエネルギー消費効率がアップする。非常に健康的で食べて痩せることのできる理想的なダイエットといえそうですね。

参考サイト

http://www.ntv.co.jp/sekaju/onair/130518/01.html
基礎代謝を上げる胆汁酸ダイエット

スポンサーリンク

プライバシーポリシー

 - 脂肪燃焼ダイエット ,

執筆者:rihira

一般社団法人 日本スキンケア協会
認定:スキンケアアドバイザー

執筆者のプロフィール 

注:2016年3月以前の記事はスキンケアアドバイザー資格取得前に書かれたものです。

イラスト:harunaluna

この記事のタイトルとURLをコピーする

  あわせて読みたい