美容って何だろう

      2016/12/09


ダイエットの強敵「リバウンド」の原因って?

 ダイエットに挫折した経験のある人は、その挫折理由の多くに「リバウンド」があげられるのではないでしょうか。リバウンドとは、一度はダイエットで体重を落とすことができたものの、すぐに元通り、或いはそれ以上に体重が増えてしまうことをいいます。せっかくの努力が水の泡になることほど悲しいことはありませんよね。しかし、リバウンドの原因はそもそもそのダイエットにあったのかもしれないのです。

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リバウンドの起こる仕組み

 そもそもどうしてリバウンドは起こってしまうのでしょうか。リバウンドの起こりやすいダイエットとしてあげられる「食事制限」ダイエットですが、食事制限を行うことで体は“飢餓状態”になってしまいます。飢餓状態になり今までより栄養が不足している、と身体が認識すると、人間の生命維持機能「ホメオタシス」が作用し始めます。ホメオタシスには、少量のエネルギーでも生きられるように活動に必要なエネルギー量を減少させる働きがあります。例えば遭難時などに食料の摂取ができない場合などは、この機能が働くことで生命を維持させることが可能となるのです。

 しかし、ダイエット中にこの機能が作動してしまえば、消費エネルギーが減ってしまうため食事制限を続けても途中でなかなか体重が減らなくなってきます。これを食事制限ダイエットの「停滞期」などと呼びますが、ホメオタシスが正常に戻るまでには1ヶ月ほどかかるとされ、従ってこの停滞期も1ヶ月ほど続くということになります。1ヶ月も続けて体重に変化がないとなれば、誰しもくじけて諦めてしまうのではないでしょうか。

 そうして、途中で通常の食事に戻すわけですが、ホメオタシスが機能し続けている際に食事量を戻すことはどういうことか、もうお分かりかと思います。少量の消費エネルギーだけで良い状態の身体にダイエット前の食事のカロリーを摂取すれば、ダイエット前よりも余計なカロリーを摂取してしまうということになるのです。つまり、太りやすい状態の身体になってしまっているということになります。
 
 また、食事制限「だけ」のダイエットでは、脂肪とともに「筋肉」も落ちてしまいます。筋肉が落ちるということは、基礎代謝量も下がるということ。基礎代謝とは生きているだけで消費されているエネルギーのことであり、特別な運動などをしなくても消費されます。ですので、基礎代謝量が多いほど自然に使われるエネルギーも多くなるのです。ですが、筋肉が落ちることでその量が減れば、自然とエネルギーも使われなくなります。従って、今までと同じ生活をしていてもあまりカロリーが消費されなくなり、“痩せにくい”身体になってしまうのです。
 
 身体が飢餓状態に陥ること、そして筋肉量が減ることで消費エネルギーがどんどん減少した状態になる。これがリバウンドの主な原因となっているようです。ダイエットをしていたつもりが、知らず知らずのうちに“太りやすく痩せにくい”身体を作ってしまっていたようですね。
 
 食事制限の種類にも色々ありますが、極端なものほど要注意と言えます。例えば、一食分をシェイクやドリンクなどで置き換えるダイエット。最初は気持ちよく体重が落ちるかもしれませんが、それだけでは後にくるしわ寄せが心配です。筋トレなどを併用しなければ、筋肉量は減り基礎代謝は落ちてしまう一方でしょう。また、栄養の偏りにより身体が飢餓状態に陥ることも容易に想像できます。
 
 せめてしっかり食べるという行為が行えるもので代用するのはどうでしょうか。歯ごたえのある根菜や葉野菜などをよく噛んで食べてみてください。噛むという行為が脳を刺激し、満腹感を味わうことができるはず。「飲むだけ」よりは遥かに満足感も得られると思います。炭水化物を避けたければ、さつまいもやジャガイモを利用すれば白米やパンよりもヘルシーに抑えられるでしょう。
  
 無理な食事制限はおのずとリバウンドを招きます。その場しのぎのダイエットよりも、身体の内から痩せやすい方へ導いて上げるのが正しいダイエットの基本ではないでしょうか。

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 - ダイエットの悩み

執筆者:rihira

一般社団法人 日本スキンケア協会
認定:スキンケアアドバイザー

執筆者のプロフィール 

注:2016年3月以前の記事はスキンケアアドバイザー資格取得前に書かれたものです。

イラスト:harunaluna

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